足つぼの位置とその効果

人はもともと裸足で凸凹の道を歩いており、日常的に足裏に刺激があることが当たり前でした。しかし現在では靴を履き、平らな道を歩く生活へと変化し、足裏への刺激はほとんどない状況です。そのため現代人は、足裏への少しの刺激でも痛みを感じる方が多くなっています。特に体のどこかが疲れていたり、不調があったりする場合には、そこに対応する場所(反射区)を刺激すると「痛い!」と強めの痛みを感じることがあります。しかし足つぼは、足裏をもみほぐす過程で痛みが伴ってしまうだけで、痛みを与えることが目的ではありません。しっかり足裏をもみほぐし、足裏のゴリゴリ感が軽減されたら、同じ強さで刺激しても痛みを感じなくなります。

足つぼマッサージのポイント

足つぼマッサージは、食後1時間以上経過してから行いましょう。食事をした直後は、食べ物の消化のために血液が胃などの消化器官に集まっています。足裏マッサージをすると、全身の血行がよくなりますが、食後の場合消化器官に集中している血液を流してしまうことになり、消化を妨げてしまう可能性も。食後1時間ほど経過してから、胃腸が落ち着いた状態でマッサージを行うよう意識しましょう。

また足裏がやわらかくなっているお風呂上りもおすすめのタイミングです。入浴前に足つぼマッサージを行う場合は、足をよく洗って清潔な状態で行います。

足つぼの部位ごとの効果を知って、体の調子を整えよう

足裏には体のあらゆる部分に対応した反射区があります。足つぼマッサージでは、この反射区をもみほぐすことで、体の状態を整える効果が期待できます。足つぼの効果は部位ごとに異なるため、まずは自分の気になる場所からもみほぐしていきましょう。足つぼマッサージで体の調子を整え、健やかな毎日を目指してください。

参考:Nao

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